Re:Trigger その引き金の先 ー感想④ー
前回の続きです。
今回はとみたんと、にーちゃんと、近藤さんについて。
※ネタバレ全開の各キャストに対する語彙力ないオタクの感想ブログです。ご注意ください。
✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
まず、オーブ役のとみたけについて。
えっ、オーブ好き……。
ビジュアル出た時点でこりゃやべーぞと思っておりましたけども、思ってた以上にやばかった〜!!!
アニメだったら確実に推しです。ありがとうございます。
無口でうさぎが友達の拗らせメンヘラかと思わせておいて、「始まっちゃう感じー?」って本性ででてきた瞬間、あーーーそういう感じね!!!って爆わきしました。最高かよ……
パンフでも触れられてましたが、CFTMの嵐も今回のオーブも、とみたんっぽいんだけど両極というか。
光と闇みたいな。似てるけど本質の違う2人。
足して2で割ったらとみたんって感じ。そんなイメージでした。
オーブで印象に残ったシーンは2つ
1つは実験前夜のイーリスへの質問。
「ねぇどんな気分?家畜を育てるのと似てるんじゃないかなぁって予想。愛情込めて育てるでしょう?おいしくなぁれって。どうせ食べられるってわかってるのにさ。」
このセリフの言い方がめちゃくちゃよかった!
茶化すような口調でありながら、いやらしい、責めるような言い方。
確実に心にダメージ与えにいく言い方でしたよね。
最高だなぁほんと。
ここって、まだ本性がバレる前だけど、完全に言い方が本性なんですよね。
だから、このセリフにオーブの行動理由みたいなものが含まれてるのかなぁとか、そんなことも思ったり……。
とみたんは、セリフの言い回しとか声のトーンが特徴的で、いろんなセリフが耳に残る感じがした。
2つめは、トリガーの説明のシーン。
ここの桃組の歌唱最高でしたよね?!
怪しく恐ろしい感じ。んんたまらん。
歌も動きも怖くてよかった。リールが倒しても倒しても起き上がってくる感じとか、3つの選択肢の時の後ろで蠢くような動きとか、そして圧倒的歌唱力こその圧と恐ろしさ。
恐怖をかき立てられたなと感じた。
このシーンが恐ろしければ恐ろしいほど、リールの恐怖や、ノアの作戦に乗るのを躊躇うABOたちの心情、エマージェンシーの危機感や、最後のトリガーのときのハラハラが色濃くなる。
そういう点で大切なシーンだったからこそ、歌唱が桃組なのは納得というか。
うまいだけでなく圧がある歌声。
それがこのシーンにピッタリでした。
次にアルバ役のにーちゃんについて。
アルバさんめっちゃかっこよかった😭
チームリヒトはみんなアニメキャラみたいだったんですけど、アルバは特にそうだった。
最高かよ……!
パンフレットでも浅井さんが言っていた、持て余してる感。それがめちゃくちゃ上手く表現されてるって思いました。
アルバって、多分ABOたちの中で1番、実年齢も精神年齢も高いのかなって思ってて(精神年齢的にはユオと同等かそれ以上?)、なのにちょいちょいリヒトに突っかかる感じとか、自分の薬を調合しなおしたイーリスにムカついちゃう感じとか、それとなくガキっぽいプライドみたいなのも見えて、すごくいい。
子供の頃に達観しすぎた故のガキっぽさみたいな。
んんアルバさん癖に刺さります……。
アルバで印象に残ったところは2つ
1つは、ABOとしてのアルバと本性のアルバの演じ分け。
これすごいなーって思った!
口調とか声のトーンだけじゃなくて、ふとした表情とか立ち姿、手癖とかまで意識されてるなって感じ。
特に表情というか、笑い方?が、優等生アルバくんと、天才ハッカーアルバさんで全然ちがくて、おおって思った。
あの薬入れ替える下りのところとかは、短いスパンで本性と作ってるのとの切り替えが数回あったけど、全部しっかり切り替えられてるなって感じた。
2つめは、リールがトリガーを狙ってるって話になった時。
この時のアルバの裏芝居がよかった!
2回目はみんなの裏芝居とか表情をみようと思ってたんですけど、 このシーンのアルバはトリガーって言葉が出た瞬間、一瞬本性の時の顔するんですよね、で、ナイトがそれにツッコミそうになった時に、優しい顔してそれを止める。
流れが完璧でした。
というか、ここに限らずにーちゃんの受けの演技というか、聞く演技とか、言葉を発さない演技?がいいなって思うところが結構あった。
たとえば、リールがノアの船に乗ることを決意して、みんなもそれに同意していくシーンとか、アルバが最後じゃないですか、みんなの顔みて、ノアに見られて、しょうがねぇなって顔して立ち上がる。
戸惑い、諦め、信頼、みたいなのが全部読み取れた。
兄ってそもそも顔のつくり的に表情が見えやすいから、そこを上手く作り込むことでアルバの感情がよく見える芝居になってたなぁって感じました。
次に、アーベント役の近藤さんについて。
アーベントいいなぁ……!
立ち位置としては悪役よりなんだけど、でも完全に悪い人じゃないってわかるから苦しいというか、しんどい。さすが本物の役者さんだなって思える深みがあった。
動きの一つ一つが美しくて、声には深みがあって、どことなく漂う恐ろしさ。ラスボス感。
でも節々に、人間らしい弱さとか、優しさが垣間見えて、だからこそ憎めない。
んんんさすがです。
アーベントで印象に残ったシーンは2つ
1つは、トリガーの説明の3つの選択肢のシーン。
こことても怖かった……涙
ねっとりとした話し方や動き、じわじわと絶望をうえつけていく感じ。
変な例え方するなら、千尋に死ぬまで働かせてやろうか?ってたずねる時の湯婆婆みたいな。(もっといい例えなかったんか。
じわじわとその心を蝕んで息苦しくするような感じ?んんよかった。
特に、「1つ、空を撃ち抜く」って言いながらリールの前を移動するところの体の使い方がすごく綺麗で、めっちゃ頭に残った。
美しいものは恐ろしい。
2つめは、リヒトを見つけて「虹の女神の名前、教えてやろうか?」という所。
個人的に、このシーンがアーベントという人間を読み解く上でかなり重要なシーンになるのかなと感じていて。
ここのアーベントさんの表情や声がとびきり優しいんですよね……。
冷酷なイメージの強いアーベントさんの優しいシーンって、イーリスとの過去話とこのシーンくらいかなって思ってて、だからこそ、どんな気持ちで、何を思って、アーベントはリヒトに虹の女神の名前を、かつての助けたかった彼女の名前を教えたのだろうって。
アーベントという人間の深みが増すシーンというか。
このシーン見て、悪い人じゃないのかもしれないって感じる。そんなシーンだと思った。
以上、とみたん、兄、近藤さんについてでした!
次は、さっさーと、えーすけさんと、藤田くんについて書きます。
次でやっと感想編終わる……。
よかったら次も読んでください。