奇跡だねって思うよ。
久々にブログを開きました。
自分の気持ちメモみたいなものなので読んでもとくに得はありませんし、無駄に長いです。
めせもあ。にハマって、もうすぐ1年が経ちます。
2018年の9月末に出会った頃は、こんなに遠征してるなんて夢にも思ってませんでした。
石垣から北海道遠征した時は、軽率な女すぎて自分でも笑った。
私は、本当に完全に、むすめん。の存在すら知らないところからのスタートで。
当時、踊ってみたにハマっていたので、SLHのダーリンを見て、初めてめせもあ。という存在を知りました。
SLHが特に好きだった私は、彼らの動画は一通り見ていたので、一触即発禅ガールで回されてたちっちゃい男の子=あおいくんぐらいの認識しかなくて、
(先生のことは認識してなかった)
(というか今改めてみたらぱんめんくんもいてびっくりした)
ダーリンを見て思ったことは、あの回されてたちっちゃい子が大きくなっとる。という感じ。
めせもあ。は、ダーリンに出ている6人の踊ってみたグループなんだと思って、とりあえず検索してみたら、出てきたのはSKで。
なんかいっぱいいるし、歌っとるし、キスしとる……。
という衝撃だけ残して、特にそれ以上は調べることなく、存在だけ知ったのがその時でした。
ところで、その頃の私には踊ってみた以外にハマっていたものが3つありました。
1つ目は、K-POP
2つ目は、欅坂46
3つ目は、TRUMPシリーズと呼ばれる舞台です。
今思えば、その頃ハマっていたもの全てが、めせもあ。に繋がっていたような気がします。
K-POPはEXOが特に好きで、FCに入っていましたし、ライブも年1くらいで行っていました。
その関係でs**t kingzの存在も知っていました。
欅はライトなファンでしたが、曲は全部聞いていたし、その群像劇的なダンスが好きでした。
TRUMPシリーズは、ハマったきっかけがハロオタの同期で。
このTRUMPシリーズは、2作目のLILIUMという作品を、モーニング娘。さんとスマイレージさんが演じていて、それをきっかけに、ハロも少しだけかじっているような状態でした。
そんな中でめせもあ。に再会したのが、不協和音踊ってみたでした。
欅の不協和音を男の子だけで踊っている。
それが物珍しくて見てみれば、完成度は高いし、見たことあるグループがいる!
となって、そこでやっとめせもあ。を深く調べてみました。
動画を見て、Twitterを見て、サイトにとんで。
そこで、めせもあ。物語の漫画を読んで、あーこれ私好きなやつだわ。と気づいたらもう最後でした。
予定のなかった2連休の全てをめせらいを見るのに費やし、メンバーを覚えるためにイルミィさんのメンバー紹介ブログを読み漁り、Mazeのツアーをやっていることを知り、一週間後にある東京公演がちょうど連休にかぶっていることがわかった瞬間、チケットの譲りを探し、めせもあ。用のTwitterアカウントを作りました。
書いてて急降下具合に自分でも笑ってます。
沼に抗えないタイプのオタクなんです。
K-POPで鍛えられた男性を見分ける力のおかげで、メンバーの見分けはすぐにつきました。
でも最初は推し!と思える人もおらず完全に箱推しで。
でも、めせらいにいくつも上がっている公演前の円陣動画。それをよく見てみると、いつもいつも、同じ人が最後に下からみんなの手を押し上げていました。
それがフォーゲルさんでした。
それに気づいた瞬間、あー私この人を推そうって思いました。
ここからはほんとにほんとにド新規な私の主観なんですが、動画を沢山見て、イルミィさんやメンバーのブログを沢山読んで、その中での私のフォーゲルさん像は、可愛いゆるふわと言われてるけど、本人に自信がなくて、その部分がアイドルらしくない人でした。
だってアイドルって、少なからず自分に自信があるからなれるものだって思ってたから。
アイドルやってなさそうな彼が、アイドルをしている理由が、その円陣動画で見えた気がしました。
あーこの人メンバーがいるからアイドルやってんだなぁって。
その部分がなんだか自分にすごく刺さって、この人を推そうって決めました。
そうやって推しが決まって、初めて行ったライブは、ぷんちゃんのストーリーの回で。
2部だけだったから物販も行かず、とりあえず調べてドンキで買ったキンブレ2本だけ持って、完全にぼっちで参加しました。
下手の端の方で見た初めてのライブは、ほんとに、めちゃくちゃ楽しくて。
コールも曲もちょっとしか分からなかったけど、それでもずっと楽しくて、ストーリーではしっかり泣いて、あーこれは通わなきゃダメなやつだって思って、次の月の大阪公演のチケットを取り、ファンクラブに入りました。
いや、ほんと急降下だな。
しかもその大阪公演は運のいいことに1部はフォーゲルさんのストーリー、2部は白服さんのストーリーだったのでお助けメンバーがフォーゲルさんの、まさにフォーゲルの日で笑
大阪公演の頃にはなんとかTwitterでお友達を増やし、FFさんに親切にしてもらって、ぼっち回避しての2回目のライブでした。
やっぱりめちゃくちゃ楽しくて、ストーリーでもやっぱり泣いて。
フォーゲルさんのストーリーでの、俺じゃなくてもいいってセリフが、ド新規の私でもわかるほど本人が言いそうなセリフで。
それに対して、ぷんちゃんが怒ってくれて。
その後、彼のストーリーについて触れているブログでは、最後に「信じてみるよ。嘘じゃないよ。」って、書いてくれてて。
ストーリーを見て、それを読んで、ぼんやり思ってたけど、確信に変わったことがあって。
それは、やっぱりこの人は、メンバーがいるからアイドルやってるんだなぁ。ってことで。
ぜっちゃんの、卒業するときのブログに、どこまでも堕ちていけるっていうぜっちゃんの言葉で、フォーゲルさんがアイドルの道を歩むことを決めたことが書かれていて。
それもあって、やっぱりこの人のアイドルを続ける理由はメンバーで、そこにあんまりファンはいないのかなって、思って。
その思いを持って、迎えたツアーファイナル。
その2部で、フォーゲルさんが、自分を連れ戻すために、自分に向けた言葉を話してくれて。
アイドルやってたら、褒めてもらえるんだよ。って、
笑顔で、嬉しそうに言ってるその姿を見て、めちゃくちゃ泣けてきて。
私は、アイドルであるフォーゲルさんしか知らないから。
踊ってみたの人だったフォーゲルさんも、
アイドル気取りだったフォーゲルさんも、
映像や文字では知っていても、結果アイドルになることを知っている私は、本当の意味では知らないのと同じで。
だから、彼がアイドルの道を選ばなかったら、アイドルやってなかったら、私は彼に決して出会えてなかったんだろうなって思うし、アイドルやってない彼を、好きになることもなかったんだろうなって思う。
私がフォーゲルさんに出会えて、こんなに支えられて、楽しい毎日過ごせているのは、
彼の中になかったアイドルという道を照らしてくれたオレンジ色の光のおかげで、
その道を一緒に歩んできた8色の光のおかげで、
その道を行く彼を褒めて応援してきた沢山の緑の光のおかげで、
この目の前のたくさんの光のおかげなんだなぁ。
それってすごく奇跡的だなぁ。
って、そんなことを、3バルから鮮やかな客席ときらきらひかるステージを見ながら思って、泣きました。
もう何の話?って感じ。
この時の気持ち忘れたくないなぁと思って覚えているうちに書きました。
もし読んでくれた人がいたならありがとうございました。
Re:Trigger その引き金の先 ー考察(後半)ー
考察編です。
続きです。
9割くらい妄想でしかないし、捏造でしかないので、もはや考察というのかさえわからない。
ほとんどふせったーで呟いた内容をまとめただけ。
ネタバレを含むのでお気をつけください。
✄-------------------‐✄
リトリガをみて、謎が残るなと思ったのが
①そもそもプロジェクトアークとは
②みんなの年齢
③イーリスの行動理由
④アルバとオーブの詳細・行動理由
⑤ユオがノクトに歌ってみないかと聞く理由
⑥アーベントはなぜリヒトを生かしたのか
の6つかなと思っていて、これについて自分の考察という名の妄想を書いていこうかなって思います。
後半では④以降について書きます。
④アルバとオーブの詳細・行動理由
ぶっちゃけこれは手がかりが無さすぎて完全に妄想です。いつかスピンオフ待ってます。
アルバとオーブについてわかることは、
・チップを作ったのはアルバ
・それをABOに埋め込んだのはオーブ
・アーベントとは旧知の仲
明確に言及されてるのはこのくらい?
あとは、多分アルバは顔を変えてます。
アーベントがアークに来た際、オーブに大丈夫だよな?と顔を指さして言うシーン。
アルバとオーブはアーベントにリヒトを託されてる訳ですから、アーベントはアルバとオーブの顔を知らないわけないんですよ。
だから多分、アークに潜入するにあたってアルバは顔変えてるのかなぁと。
オーブは眼帯して兎で顔隠してなんとか乗り切ってる感じ。
あと2人とも偽名かな?たぶん。
アーベントにアルバが「アルバといいます」って名乗ったのも、偽名だから名乗ったのかなぁとかね。
多分、アルバとオーブは実際にいたABOで逃走したところをナイトが捕まえて、チップを取り出して、それを自分たちに入れたのかな?とか思いました。
アルバはオーブに入れてもらえるし、オーブは眼帯が右目だからそこに仕込める?
顔や姿が違っても、ABOをデータでしか見てない管理者達はそれに気づかない。
その盲点をついた、大胆な潜入作戦。
それにしても、2人がこんなリスキーな潜入作戦に乗った理由ってなんなんでしょう?
アルバなんて顔まで変えて。
さらに劇中トリガーで死ぬ可能性もあったのに、リヒトについて行き続けるほどの理由が、彼らにはあったのでしょうか?
だってABOたちはもはやそれを選ぶしかなかったけれど、オーブとアルバは見捨てて逃げることだってできたはずです。
だって彼らは、外に居場所がある人たちだから。
それでもついて行き続ける理由ってなんだろう?って思ったんですが、ぶっちゃけこれは分かりません笑
でも多分、アルバの「ABOをデータでしか見てない」ってセリフとか、オーブの「家畜を育てる気分と似てるんじゃない?」みたいなセリフが、キーになってきそうかなぁ、くらいで。
んんんスピンオフ待ってます。
⑤ユオがノクトに歌ってみないかと聞く理由
このシーン、緑推しとしては爆わきしたんですが、よく考えたらなんで?って思うシーンでもあって。
なんでユオはノクトに1人で歌ってみないかと言い出したんだろう?って。
そしてなぜノクトはユオに言われて歌い出したのかなぁって。
ABO履歴書、あったじゃないですか。
あの項目の中に苦手なABOの項目がありました。
ノクトって、そこにユオの名前書いてそうなんだよなぁ。劇中、何度かユオに突っかかってる感じがしたから。
だからこそ、ユオに煽られて歌い出す。
じゃあユオはなぜノクトに歌ってみないかというのか。
ユオって、他のABO達に満遍なく声かけたりちょっかいかけたりしてるイメージあるんですよ。
でも、後半からノクトに接する機会が微妙に増えるというか。立ち位置的なのもあったのかもしれないけど、トリガーの説明の時震えるノクトの肩をさすってあげたり、整形の話の時もノクトと話してるし。
で、ここからは本当に妄想なんですけど、ノクトがホクを弟のように思っていたのと同じように、ユオにも弟のように思っていた大切なABOが居たのかなぁとか。
そのABOにノクトが何となく似てたのかなぁとか。
運動が好きなとこかもしれない、ニンジンが嫌いなとこかもしれない、ただ雰囲気が似てただけかもしれないし、1人で歌わないところかもしれない。
干渉してこなかったから分からなかったけど、ナイトに掻き回されて、お互い干渉し合って、その中であぁなんか似てるなって思ってしまったとか。
そんなんだったら泣く(100%妄想です。)
周りよりもたくさんの死を見てきたユオだから、もっと歌いたかったって悔やんで死んだ仲間を、もっと歌を聞きたかったって思ってた仲間を、沢山見てるはずで、だからこそ、1人で歌いたがらないノクトに歌ってみないかとと言うのかなって。
後悔したって遅いんだぞって。
ユオのスピンオフも待ってます……🙏
⑥アーベントはなぜリヒトを生かしたのか
最後にアーベントの行動理由について。
アーベントはなぜリヒトを生かしたくせに、最後トリガーを開催したりしたんでしょうか?
以下妄想です。
アーベントはリヒトに、終わらせて欲しかったんだと思います。
弾は一発、誰が誰に引き金を引くのか。
リヒトが自分に引き金を引くことを、望んでいたんじゃないかなぁと。
①の考察の際に、アーベントはプロジェクトアークの闇を知らずに、プロジェクトに参加していたのではないかという話をしました。
愛する人のために船を作り始めて、でも船を作るのは間に合わなくて、それでも船を作り続けたのは誰かを救うためだった。
でも、その船が腐ってるって知って。
だからって簡単に後戻りできないほど知りすぎてしまったし、関わりすぎてしまった。
だからリヒトを、光を、逃がしたんだと思います。
宵闇に向かう自分を殺してくれる存在を。
結果、船は壊れてしまったけれど、アーベントは死にませんでした。
これは、③の考察とも繋がるんですが、イーリスとアーベントが死によって方舟の呪縛から逃れる方法しか見つけられなかったのに対して、リヒトは生きて船を壊すという新しい選択肢を提示したのかなって。リヒトは文字通り光だった。
そんな風に考えました。
はい。妄想です。
以上、リトリガに関する考察という名の妄想でした。
もうロスすぎて仕方ないので早くDVD出て欲しいし、映像見ながらオタクと話し合いたい……涙
問題あったら消すので教えてくださいね。
読んでくださってありがとうございました。
Re:Trigger その引き金の先 ー考察(前半)ー
考察編です。
9割くらい妄想でしかないし、捏造でしかないので、もはや考察というのかさえわからない。
ほとんどふせったーで呟いた内容をまとめただけ。
ネタバレを含むのでお気をつけください。
✄-------------------‐✄
リトリガをみて、謎が残るなと思ったのが
①そもそもプロジェクトアークとは
②みんなの年齢
③イーリスの行動理由
④アルバとオーブの詳細・行動理由
⑤ユオがノクトに歌ってみないかと聞く理由
⑥アーベントはなぜリヒトを生かしたのか
の6つかなと思っていて、これについて自分の考察という名の妄想を書いていこうかなって思います。
①そもそもプロジェクトアークとは
プロジェクトアークって、どういうプロジェクトなんでしょう?
内容的には、劇中で語られたのが全てだと思うんですけど、じゃあそもそも誰が立ち上げたのかとか、どのくらいの規模のものなのかとか、そういう部分を考えてみたいと思います。
プロジェクトアークの劇中時点でのトップはおそらくアーベントさんです。
毎朝アーベントさんのお話を聞く日課があるし、最初にプロジェクトアークのことを国の人?かな?に説明していたのもアーベントさんでしたから。
じゃあ、プロジェクトアークはアーベントが立ち上げたプロジェクトなのか、と言われれば、多分それは違います。
回想シーンで「今度、素晴らしいプロジェクトに参加させてもらうことになった」というセリフがあります。
自分が立ち上げたプロジェクトに、参加させてもらうって言い方はしないですよね。
でもその直前、まるで思いついたようにABOの話をする。
これは、思いついたんじゃなくて、思い出したのかなと感じました。
ABOを使った研究の論文や、プロジェクトアークの企画書のようなものを、かつて見ていたのかもしれません。
そこで、そのことを思い出し、コンタクトをとって、プロジェクトアークに参加させてもらうことになった。
こう考えると、あの一連の流れに説明がつくかなぁと。
で、そこからトップにのし上がったのかなとかね。
で、プロジェクトアークって、たぶんそれ単体で動いているプロジェクトじゃないと思うんです。
というのも、エレのセリフに「上からの命令」というものがあります。
他の部署、もしくはプロジェクトに参加していたのに、上からの命令でプロジェクトアークに参加することになった、ような言い方だなって。
だから多分、その上が示す何かの機関が行っているいくつかのプロジェクトのうちの一つのような位置づけな気がしました。
けれど、プロジェクトアークは国の認可がまだ降りていないプロジェクトですから、上=国ではありません。
また、医療資格を持ったイーリスや、遺伝子工学の研究者(という設定)のノアが配属されるわけですから、おそらく上=大きな研究所なのかなって思いました。
個人ではなく、機関が絡んでいるとしたら、多分プロジェクトアークは人助けや医療の発展を純粋に望む人たちを利用した、金儲けのためのプロジェクトかなって感じます。
そうしたら、あんなトリガーという恐ろしい制度を、資金集めのためにやってしまうのにも頷けるというか。
アーベントはきっと、初めこのプロジェクトがそんなことしてる事なんて、知らなかったんでしょう。
だって知ってたら、あんな風にリヒトを推薦したりしないだろうし……。
アーベントは、もう引き返せないところまで来てしまってから、自分たちが作る船が腐ってることに気づいてしまったのかなぁって思います。
この続きはアーベントの行動理由のところで。
②みんなの年齢
みんなのおおよその年齢を割り出すにあたって、とりあえずほぼ妄想とあんまり根拠もない時系列の年表を作ってみました。
それがこちら。
見づらいね……(汗
名前の列にあるのが私の中でのみんなの年齢です。
年の離れた姉は18歳差とかかなって考えてます。
プロジェクトアークって、胎児から育てなきゃならないから、第17アークがover20の成人男性のみということは、必然的にプロジェクトは20年以上は続いてるのかなーと思って、仮に27年続いてることにしてみました。
そこから、途中で入ったアーベントがトップになるには20年は必要かなと思って7年目にアーベント参加?みたいな。
そしてチップ作ってABOに埋めてるのがアルバとオーブなら、プロジェクト始動から何年か後にチップが完成したとしても、ぜったいにリヒトより歳上なんですよね……。
これ気づいた時爆わきでしたよ。
リヒトくん年下なの〜ってなった。最高ですね。
あとは完全に妄想なんですけど、イーリスとユオ同い年とかだと辛くないですか?
あの「なんで笑うの?」のシーンが余計辛く感じるかなって……(妄想
あとは、劇中ナイトがライラにやたらこだわってる感じがしてて、なんでかなーって考えた時に、とても幼い頃に同じアークとかにいて会ってたらいいなって思いました。だから同い年。
こんな感じの予想。
あくまで捏造だし、予想ですけどね。
③イーリスの行動理由
劇中の最後、イーリスの行動理由については一応明かされます。
でも、ほんとにそれだけなの?って。
方舟がどんなものか知りたかった。
それだけなら、実弾のくだりの説明がつかないっていうか。
なぜ、イーリスはアーベントに実弾が向けられた時に自分がどうするかなんて知りたがったんだろう?って。
だってそれって、実弾を向けられても知らないふりをしてアーベントが死ぬのを見送る可能性もあったってことでしょう?
それで、イーリスってアーベントのことどう思ってたんだろう?って考えてみました。
以下はほんと完全に妄想です。
イーリスは、アーベントのこと憎んでいたと同時に救いたかったのかなと。
姉を救えなかったこと、アーベントが悪いわけじゃないってわかってても憎んでて、それと同時に姉が死んでもなお方舟に囚われ乗せる人もいない方舟を作り続けるアーベントのこと、救いたかったんじゃないかなぁと。
そして、1番手っ取り早くその両方の気持ちを成就させる方法って、アーベントが死ぬことだと思います。
だから、1発だけ実弾のままにした。
でも結局イーリスはアーベントに麻酔を打った。
それは、リヒトが方舟をぶっ壊してくれたからだと思います。
方舟が壊れれば、アーベントが囚われる理由は無くなるから。
イーリスもまた、リヒトという光に救われたひとりなのかなぁと思ったり。
本当に完全に妄想です。
長くなりそうなので前半後半で書くことにしました。
考察というかほぼ妄想ですみません……。
よかったら次も読んでください。
問題あったら消すので教えてくださいね。
読んでくださってありがとうございました。
Re:Trigger その引き金の先 ー感想④ー
前回の続きです。
今回はとみたんと、にーちゃんと、近藤さんについて。
※ネタバレ全開の各キャストに対する語彙力ないオタクの感想ブログです。ご注意ください。
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まず、オーブ役のとみたけについて。
えっ、オーブ好き……。
ビジュアル出た時点でこりゃやべーぞと思っておりましたけども、思ってた以上にやばかった〜!!!
アニメだったら確実に推しです。ありがとうございます。
無口でうさぎが友達の拗らせメンヘラかと思わせておいて、「始まっちゃう感じー?」って本性ででてきた瞬間、あーーーそういう感じね!!!って爆わきしました。最高かよ……
パンフでも触れられてましたが、CFTMの嵐も今回のオーブも、とみたんっぽいんだけど両極というか。
光と闇みたいな。似てるけど本質の違う2人。
足して2で割ったらとみたんって感じ。そんなイメージでした。
オーブで印象に残ったシーンは2つ
1つは実験前夜のイーリスへの質問。
「ねぇどんな気分?家畜を育てるのと似てるんじゃないかなぁって予想。愛情込めて育てるでしょう?おいしくなぁれって。どうせ食べられるってわかってるのにさ。」
このセリフの言い方がめちゃくちゃよかった!
茶化すような口調でありながら、いやらしい、責めるような言い方。
確実に心にダメージ与えにいく言い方でしたよね。
最高だなぁほんと。
ここって、まだ本性がバレる前だけど、完全に言い方が本性なんですよね。
だから、このセリフにオーブの行動理由みたいなものが含まれてるのかなぁとか、そんなことも思ったり……。
とみたんは、セリフの言い回しとか声のトーンが特徴的で、いろんなセリフが耳に残る感じがした。
2つめは、トリガーの説明のシーン。
ここの桃組の歌唱最高でしたよね?!
怪しく恐ろしい感じ。んんたまらん。
歌も動きも怖くてよかった。リールが倒しても倒しても起き上がってくる感じとか、3つの選択肢の時の後ろで蠢くような動きとか、そして圧倒的歌唱力こその圧と恐ろしさ。
恐怖をかき立てられたなと感じた。
このシーンが恐ろしければ恐ろしいほど、リールの恐怖や、ノアの作戦に乗るのを躊躇うABOたちの心情、エマージェンシーの危機感や、最後のトリガーのときのハラハラが色濃くなる。
そういう点で大切なシーンだったからこそ、歌唱が桃組なのは納得というか。
うまいだけでなく圧がある歌声。
それがこのシーンにピッタリでした。
次にアルバ役のにーちゃんについて。
アルバさんめっちゃかっこよかった😭
チームリヒトはみんなアニメキャラみたいだったんですけど、アルバは特にそうだった。
最高かよ……!
パンフレットでも浅井さんが言っていた、持て余してる感。それがめちゃくちゃ上手く表現されてるって思いました。
アルバって、多分ABOたちの中で1番、実年齢も精神年齢も高いのかなって思ってて(精神年齢的にはユオと同等かそれ以上?)、なのにちょいちょいリヒトに突っかかる感じとか、自分の薬を調合しなおしたイーリスにムカついちゃう感じとか、それとなくガキっぽいプライドみたいなのも見えて、すごくいい。
子供の頃に達観しすぎた故のガキっぽさみたいな。
んんアルバさん癖に刺さります……。
アルバで印象に残ったところは2つ
1つは、ABOとしてのアルバと本性のアルバの演じ分け。
これすごいなーって思った!
口調とか声のトーンだけじゃなくて、ふとした表情とか立ち姿、手癖とかまで意識されてるなって感じ。
特に表情というか、笑い方?が、優等生アルバくんと、天才ハッカーアルバさんで全然ちがくて、おおって思った。
あの薬入れ替える下りのところとかは、短いスパンで本性と作ってるのとの切り替えが数回あったけど、全部しっかり切り替えられてるなって感じた。
2つめは、リールがトリガーを狙ってるって話になった時。
この時のアルバの裏芝居がよかった!
2回目はみんなの裏芝居とか表情をみようと思ってたんですけど、 このシーンのアルバはトリガーって言葉が出た瞬間、一瞬本性の時の顔するんですよね、で、ナイトがそれにツッコミそうになった時に、優しい顔してそれを止める。
流れが完璧でした。
というか、ここに限らずにーちゃんの受けの演技というか、聞く演技とか、言葉を発さない演技?がいいなって思うところが結構あった。
たとえば、リールがノアの船に乗ることを決意して、みんなもそれに同意していくシーンとか、アルバが最後じゃないですか、みんなの顔みて、ノアに見られて、しょうがねぇなって顔して立ち上がる。
戸惑い、諦め、信頼、みたいなのが全部読み取れた。
兄ってそもそも顔のつくり的に表情が見えやすいから、そこを上手く作り込むことでアルバの感情がよく見える芝居になってたなぁって感じました。
次に、アーベント役の近藤さんについて。
アーベントいいなぁ……!
立ち位置としては悪役よりなんだけど、でも完全に悪い人じゃないってわかるから苦しいというか、しんどい。さすが本物の役者さんだなって思える深みがあった。
動きの一つ一つが美しくて、声には深みがあって、どことなく漂う恐ろしさ。ラスボス感。
でも節々に、人間らしい弱さとか、優しさが垣間見えて、だからこそ憎めない。
んんんさすがです。
アーベントで印象に残ったシーンは2つ
1つは、トリガーの説明の3つの選択肢のシーン。
こことても怖かった……涙
ねっとりとした話し方や動き、じわじわと絶望をうえつけていく感じ。
変な例え方するなら、千尋に死ぬまで働かせてやろうか?ってたずねる時の湯婆婆みたいな。(もっといい例えなかったんか。
じわじわとその心を蝕んで息苦しくするような感じ?んんよかった。
特に、「1つ、空を撃ち抜く」って言いながらリールの前を移動するところの体の使い方がすごく綺麗で、めっちゃ頭に残った。
美しいものは恐ろしい。
2つめは、リヒトを見つけて「虹の女神の名前、教えてやろうか?」という所。
個人的に、このシーンがアーベントという人間を読み解く上でかなり重要なシーンになるのかなと感じていて。
ここのアーベントさんの表情や声がとびきり優しいんですよね……。
冷酷なイメージの強いアーベントさんの優しいシーンって、イーリスとの過去話とこのシーンくらいかなって思ってて、だからこそ、どんな気持ちで、何を思って、アーベントはリヒトに虹の女神の名前を、かつての助けたかった彼女の名前を教えたのだろうって。
アーベントという人間の深みが増すシーンというか。
このシーン見て、悪い人じゃないのかもしれないって感じる。そんなシーンだと思った。
以上、とみたん、兄、近藤さんについてでした!
次は、さっさーと、えーすけさんと、藤田くんについて書きます。
次でやっと感想編終わる……。
よかったら次も読んでください。
Re:Trigger その引き金の先 ー感想⑤ー
前回の続きです。
今回はさっさー、えーすけ、藤田くんについて。
※ネタバレ全開の各キャストに対する語彙力ないオタクの感想ブログです。ご注意ください。
✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
まずは、ノーチ役のさっさーについて。
ノーチ……しんど……。
ノーチに関しては、セリフが少ない役だったけれど、何考えてんだろ?何思ってんだろ?ってなるシーンが少なくて、表情とか動きとか歌う時の声色で、あ、今こんなふうに考えてるんだろうなってわかる演技が多くて、純粋にすごいなって思った。
演技初挑戦なのに、さっさーの中でノーチっていう人間が出来上がってるからこそなのかなって感じた。
ノーチって、ABOたちの中ではおそらく最年少だし、無口で無愛想で素直じゃないからこそ、いままで他のABOと深く関わったこと無かったんじゃないかなって勝手に思ってて。
だから多分、いままでで1番仲良かったABOはライラだったのかな、とか。
そう思ったらエモエモMAXだよ……ノーチ……。
ノーチのシーンで印象に残った場面は2つ
1つは、実験前夜の歌。
「素直になってみたりして」の歌い方がめちゃ綺麗で悲しげで、うってなった。
素直じゃないし、口数少ないノーチだけど、いつだって歌声は素直だと感じていて、たとえばその後の発症を恐れてノクトやホクが叫ぶシーン。
そこでも、後ろで歌うノーチの声が、今までより強くて必死で、いっぱいいっぱいな感じがして、怖くて怖くてたまらないことが伝わってくる。
そんなノーチが歌う「素直になってみたりして」は、"して"の部分が高音で裏声になることも含めて、悲しみとか恐れみたいなものが感じ取れて、切なかった。
こんなときじゃなきゃ素直になれないノーチ。
素直になれたのは、死ぬかもしれないって分かってるからなんだろうなって。
あーーしんどい。
2つめは、最後のトリガーで銃口を向け合うところ。
「俺は、歌が好きだ!」
裏返るほど精一杯な素直なセリフ。
それはオーブに向けられたものでありながら、ライラに向けられたものでもあったのかなぁと感じたり。
死ぬかもしれない。
その間際に言うセリフが、歌が好き。
このセリフにいろんな思いが込められてるっておもった。みんなと歌うのが楽しかった、もっとみんなと歌いたかった、もっとライラと歌いたかった、歌が好きだった、大好きだった、って。
言葉にするのが苦手で、想いを伝えるのが苦手なノーチが、そんな想い全部ひっくるめた言葉が「歌が好きだ!」だったのかなぁって。
ううう、泣いた。泣かずにはいられないよこんなの。
そしてそのあとオーブがさ、それ聞いて「あはは、俺も。」って笑うじゃん?
多分オーブはさぁ、ノーチのそう言う込められた想い全部ひっくるめて感じ取って、その全てに対して、俺もって答えたのかなぁって、そんな感じに思ったんですよ。
音楽室組まじしんどいよ……。すき……。
次に、ホク役のえーすけについて。
もうホクに関しては愛しくて切なくてたまらんかった。
序盤は笑顔で元気でそんなイメージなのに、人一倍臆病で、実験を、死ぬことを恐れてる。
序盤の方、笑顔なんだけど心からじゃなさそうな感じが、2回目、3回目と見るうちにしんどくてたまらなかった。
笑う門に来るんでしょう?福!ってさぁ、このセリフっていま幸せだったらこんな言い方にならないじゃないですか。
笑顔で恐怖をかき消して、幸せが来るのを待ってるホク。健気でしんどい……。
ホクで印象に残ったシーンは2つ
1つは、発症を恐れて叫ぶシーン。
ここほんっと鳥肌たった。最高だった。
臆病で、本当はいつも実験を恐れていたホク。
でも、笑顔でいることで、それを誤魔化してやって来てたのに、ナイトが来て、人間らしく生きることとか、人と関わる楽しさとかを知ってしまったり、他のABOたちのこと大切だって感じてしまったりとかして、光が強ければ強いほどその影が濃くなるように、いつもの何倍もの恐怖で押しつぶされそうだったんじゃないかって、叫ぶしかなくて、どうしようもなくて、そんなホクのひた隠しにしてきた本当の気持ちみたいなのが、全部込められた本気の叫び。
震えた。ビリビリと震えるような感覚がして、胸が痛くてたまらなかった。
怖くて不安になる叫びだった。よかった。
2つめは、最後のトリガーで銃口を向け合うところ。
「お母さんって、どんな人なのかな」
ABOの口から、明確に自分の家族のことについてのセリフがでたのって、このセリフくらいかなって思ってて(ナイトのセリフにも本当の親についての話は出るけれど、興味なさげな感じだったからノーカン)、ホクのどことなく漂う幼さって、こういう思考から来てたりもするのかなって思った。
お母さんへの憧れ、お母さんへの想い。
でも、自分が人工中絶児だと知ることで、憧れてたお母さんに捨てられた存在だと自覚してしまっているホク。それでも、お母さんをおもうホクに、ノクトは兄弟がいたらこんな感じかなって話す。
それ聞いて、ホクは笑って自分に銃口を向けるんですよね。
やっぱり怖い気持ちも滲んでる、でも優しい笑顔。
お母さんがいなくても、お兄ちゃんが、家族がいるって安心できたからこその、あの顔なのかなぁって。
ホクは劇中よく笑っているけれど、ここの笑顔が1番優しくて素敵だった。
そしてその後、みんなで舞台を降りていく時、ノクトに手招きされて駆け寄っていくホクの笑顔は本当に心から嬉しい楽しいって感じの笑顔で、もう泣いたよね。
あーやっと、やっと心から笑えたね。
嬉しいことがあって笑えたねって、そうおもった。
最後に、ライラ役の藤田くんについて。
ライラ……(号泣
公演初日から、ライラがやばいライラがやばいとみんな言っていて、そんなやばいのか!と思ってたらマジでやばかった(語彙力0
ライラちゃん……しんどすぎるでしょ……
恐ろしいほどやさしくて、悲しいほど強い子だった。
みんなに虹を渡らせるために、自分を犠牲にした子。辛すぎるでしょ。ライラロスだよ……。
その天使のような儚さと美しさと恐ろしさが、優しい顔つきや綺麗な歌声にピッタリで、もうダメだった。あーーー好きすぎる……(涙
ライラで印象に残ったシーンは2つ
1つめは発症を恐れてみんなが叫ぶシーン。
後ろで背中を向けて歌うライラが、綺麗で儚かった……。
ノクトとホクの叫び、ノーチの必死な歌声、その後ろで美しいコーラスを奏でるライラの透き通った声が、怯えるみんなとは異質で、わかってる感じがした。
死ぬことを受けいれたような歌声。
その右手が、コーラスと共に上に上げられ、最後崩れ落ちるように降ろされるところで、細胞が壊れていく病気っていう部分が頭をよぎった。
表情が見えないからこそ、その薄くて細い背中が、消え入りそうで怖かった。
本当に、恐ろしいほど美しかった。
えーん、ライラ……
2つめは、ノクトの歌い出しのその名は虹の後、ライラがみんなの間を通り抜けていくシーン。
ここ、ここで多分ライラちゃんは……涙
清々しくも見えるような、優しい顔をして、みんな一人一人の顔を眺めながら舞台を横切っていくライラ。
んんー切なかった……。
一回目の時、ここって分からなくて、ライラ結局どうなったんだ?って思っていたんだけど、2回目みてあーここだって気づいて泣いた。
ほんと優しい顔してるんだよな、ここのライラ。
恐怖も悔いも何も無いみたいな顔してじっくりみんなの顔を見て、言葉には出さないけど、1人ずつにお別れを告げるように。
そしてノーチとのコーラス。
んんん、泣かないわけなくないか?
ライラは総じて切なかった。
来世で幸せになって欲しい……まじで……。
以上、各キャストへの感想でした。
やっと終わった……。
今回は本当にCFTMに比べてかなりしんどくて、だからこそ演技が難しかったと思うけれど、あの特殊な世界観をちゃんと表現出来てるなと感じました。
舞台上にはたしかにリトリガの世界が広がっていたし、舞台上にいたのはABOたちだったし、アークの職員のみんなだった。
素晴らしかったです。
もし次があるならそれも見たいと強く思えるような作品だった。
第3弾待ってます……。
読んでくださってありがとうございました。
Re:Trigger その引き金の先 ー感想③ー
前回の続きです。
今回はあおいくんと、ぷんちゃんと、げるたんについて。
※ネタバレ全開の各キャストに対する語彙力ないオタクの感想ブログです。ご注意ください。
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まず、ナイト役のあおいについて。
配役が神すぎませんか??
みんなを巻き込み、影響を与え、変えていく、自由で強い存在。
そんなナイトとめせもあ。の絶対的エースあおいくんはとてもリンクしてて、この役を振るなんて大正解だなって思いました(何目線?
ずっと舞台上にいるわけじゃないし、CFTMと比べたら出番はぐっと減ったけど、でも出てくる度に物語を舞台上を、掻き乱し加速させていく。
めちゃくちゃ印象に残る役柄でしたよね。
こういう立ち位置だからこそ、ナイトが客席から登場する演出がめっちゃいいなって思ってて、舞台や物語だけでなく、観客をも巻き込んで掻き乱す感じ、ナイトの誰よりも自由なところが表現されてるなって感じました。
ナイトのシーンで印象に残ったところは3つ
1つはイーリスにナイフを突きつけるところ。
こっこのナイトめっっちゃかっこよくないですか?!
腹減ったー!っていってご飯かきこんでたかと思ったらダンっとナイフを突きつける(語彙力がない
もうその瞬発力と動きの正確性。
すごいよ、あの一瞬でイーリスに正体バレちゃったちょっとおマヌケなおもしろシーンの空気が一気に引き締まった。
ここが1番それを感じた場面だったんですが、これ以外にも舞台上の空気をガラッと変える役割がナイトにはあったなって思ってるんです。
それが出来るのって、あおいくんの瞬発力と魅せる力があってこそのものだと思います。
個人的に、あおいくんって自分を魅せることにとても長けていると思うんですね。
どう動いたらどう言ったら、相手がどう感じるか。
それがわかってるからこそ、空気を変えるのがうまいのかなぁと思いました。
2つめはエレとの回想シーン。
あの歌の、ナイトの歌い出し「あなたを、追いかけた。」ここの声がさぁ~幼くて優しいんだよ~涙
声のトーンひとつで幼さを表現できるあおいくん。
そのあとの表情、動き、全部が幼くて、完全に子供。
だからこそ余計にしんどい。
その幼い子供が、トリガーに選ばれ、戦わされて、あんな選択迫られて。
前の記事で、エレは観客に1番近い立場にいるキャラクターだという話をしたんですけど、ナイトのその幼さがリアルであればあるほど、エレへの感情移入が強くなって、またしんどいというか。
そういう役柄や演技どうしの相乗効果?っていうのかな、そういうのが感じれる場面で、舞台だなぁって思いました。
3つめは25日の昼公演の話なんですけど、最後17アーク全員でのトリガーのとき、ナイトを見て去ろうとするエレに「逃げんなよ」っていうシーン。
「最後まで見ててよ。」そういったナイトのセリフの後ろに、私には「お父さん」って聞こえたんです涙(幻聴
まじで「お父さん」って言うかと思った。
もうその瞬間、エレとの回想シーンがぶわぁーって蘇って泣いた……
優しくて暖かい慕うような声。
「逃げんなよ」の声色が強かった分、その「最後まで見ててよ」が余計に優しく聞こえた。
あそこどんな気持ちで言ってたのか聞きたい。
お父さん、って、思っててくれたらいいなって、そんなふうに思った。
次はリール役の気まぐれプリンスについて。
いや~!リール良かったなぁーー!!!
ABOの中から主人公を1人選ぶとするならば、それはリールだと思います。
外の世界に憧れ、葛藤し、決断する。
リールの決断をきっかけに、他のABOも決断する。
優しくて真面目で人のために生きてきたリールだけど、その心の奥底にはどうしても叶えたい願いが、野心と呼ぶような強い思いがあって。
いつだってみんなを支えてきたサブリーダーであるぷんちゃんがこの役をやることって、とても意味があるなと感じました。
そんなリールで印象に残ったところは3つ
1つめはリールというよりぷんちゃんの印象に残ったところになるんですが、劇中のダンスがすごかった。
パンフレットでも浅井さんがぷんちゃんのしなやかさについて言及していたかと思うんですが、まさにその言葉の通り、めちゃくちゃしなやかで綺麗だった……。
とくにトリガーの説明のところ、アーベントとのダンスがもうなんか、え?シルク・ドゥ・ソレイユ?って思った。
しなやかでバネのあるぷんちゃんのダンスに、アンニュイな表情とメイクがぴったりでした。
いやーそばかすメイク大正解じゃありませんでした??
あの細い腕を強調するような衣装よかった。
繊細で脆くて壊れそうにみえて、しなやかで芯がある。
ビジュアルとダンスのギャップが、リールという人物を表しているようでした。
2つめはトリガーの説明中、3つの選択肢の話になる所。
ここのリールの表情めちゃくちゃ良かった……
恐怖と絶望で壊れそうな顔。
よく考えたら、この3つの選択肢ってABO達にとって初めて、自分で選べる選択肢なんですよね。
人のための命だと言われ、自由な選択などさせてもらえなかったABOの、初めての選択がこれって……。
トリガーに強い希望を抱いていたリールだからこそ、そのトリガーが希望ではなく絶望だったことに、あんな表情をする。
手の震えとか、流れる涙とか、荒い呼吸とか、演技とは思えないほどリアルでこっちまで苦しくなった。
3つめは最後のトリガーで自分に銃口を向けるシーン。
推理小説の犯人の話で、ユオに「教えて貰ったらええやん」って笑われて、「もう、いいや」って自分のこめかみに銃を向けるその表情。
少し微笑んで、でも泣きそうで、怖いような安堵したようなその表情がめっちゃよかった。
死ぬのは怖い。でも、やっと自分の命について自分で決められるんだっていう安堵とかうれしさとか、そういうのを感じた。
いやー今回のリール終始表情がよかったな……。
前回のCFTMでの月詠はポーカーフェイスでクールで感情を表に出さないタイプだったけれど、リールは嬉しくて笑うし怖くて泣く。
あと月詠はかぐや様のためっていう1本強い感情があって、それを元に行動している感じだったけど、リールは葛藤が多いイメージでした。
外に出たい。でも外が怖い。
トリガーに選ばれたい。でも本当はみんなと出たい。
その葛藤を、見事に表現出来てて、ぷんちゃんすごいなって、感じました。
次に、ノクト役のフォーゲルについて。
マイペースで気分屋。
結構、フォーゲルさんに近いキャラだなぁと思ったんですが、違うなと感じたのは自分に対する臆病さというか、んん伝わってくれ。
本当に個人的に、なんですけど、フォーゲルさんって誰かを失うことは恐れても、自分がどうにかなることは恐れないようなイメージがあって。
でもノクトは自分の身に起こることも恐れるタイプ。あと、まだ幼さが残る感じ。
幼いからこそ、自分の身に起こることを恐れてるのかなって。
あとねぇ、ノクトは優しい子だって感じる部分が多かった。
倒れてるナイトに1番に駆け寄るのはノクトだし、ノアに押しのけられてふらついたイーリスに自然に手を差し伸べるし、フォーゲルさんの中にいるノクトっていう存在が、裏芝居を通じて表現されてるなって感じた。
ノクトで印象に残ったシーンは3つ
1つは、ホクとのシーン。
怯えるホクが笑ってと言うのに対して、笑わねぇよって優しく笑う。
お兄ちゃん……!って思ったし、そのあと自分も震えてるのに気づかれて、俺だって怖いよと本音を漏らす。んんんノクト……涙
ホクは臆病だとパンフにも書いてありましたが、ノクトも多分本当は同じくらい臆病なんだと思います。不安そうに服の裾を握ったり、落ち着きなく目が泳いでるのが印象的だったから。
でも、ホクを支える立場でいるのって、自分がホクのこと守らなきゃって思ってるからなのかなっていうか、はじめてのおつかいで自分も泣きそうなのに弟のために涙堪えるお兄ちゃん的な……。
二人の関係性がわかるいいシーンだった。
2つめは虹を1人で歌い出すところ。
ソロ歌唱~~〜(咽び泣く緑推し
CFTMの時は、結構いい役だったけれどソロ歌唱パートはなくて、今度こそは!って思ってたらあんな大切なシーンで……浅井さんありがとうございます(号泣
ユオに煽られて1度目は断るけれど、2度目で迷いながらも歌い出すノクト。
それはきっと、ライラのことがあったからなのかなぁって思います。
ライラが危ない状況で、ライラが作った歌を、1人で歌うのを嫌がっていたノクトが、1人で歌う。
これは、ライラのための歌だった。
最初、下を向いたまま歌い出すノクトに、ライラへの想いが見えた気がした。
音もあってたし、感情も乗ってた。
推しだからじゃなく、ノクトがライラのために歌った歌だから泣いた。
めっちゃよかったよ〜涙
3つめは、25日のマチネの話だけど、最後のトリガーでホク向かって言う言葉。
「お前の母親のことはわかんねぇけど、兄弟がいたらこんな感じなのかなって思ったよ。」
このセリフがさぁ~!!!涙声だったんだよ〜!!
角度的に表情が見えない中でのそのセリフでさ、24日の時は優しくてお兄ちゃん的な言い方だったんだけど、25日の昼はそれに涙が加わってて、未来のために引き金を引く覚悟を決めながら、それでもやっぱり死ぬのを怖いと思っている人間らしさみたいなのを感じた。
こんなの泣くじゃん……涙
以上、あおいくん、ぷんちゃん、げるたんについての感想でした!
次は、とみたん、にーちゃん、近藤さんについて書きます。
よかったら読んでください。
Re:Trigger その引き金の先 ー感想②ー
前回の続きです。
今回は白服さんと、野崎さんと、もう1人職員組のぜっちゃんについて。
※ネタバレ全開の各キャストに対する語彙力ないオタクの感想ブログです。ご注意ください。
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まず、ノア(リヒト)役の白服について。
白服さんに大してはもう凄いという言葉しか出てこなかった……さすがっす……ほんと……。
てかまずノアのキャラがいいんだよなぁ。嫌味っぽくて口が悪くてゲス顔の似合う本当はいいやつ。オタク大好きなやつですよ。
あと白服さんすごいなって思ったのは、ノアの中にたくさんの二面性が存在してたことかなって思います。大人っぽさと幼さ、優しさと残酷さ、黒と白。
すげー嫌なやつだなって思うのに、すげー良い奴ってこともわかるんですよ。
作者である浅井さんですら読めなかったノアという役を振られるところに白服さんの演技への信頼みたいなのを感じて良きです。
ノアで印象に残ったところが3つあって、
1つ目は、リヒトとアーベントの過去話のところ。
ここのリヒトが幼いんです……。
姿は変わらないのに、子供に見える。
話し方や動き方がぐっと幼くなる。あっ、すごいって本気で思った。
「ぶっ潰したい」「本気だよ?」
このふたつのセリフの言い方が特に刺さった。
純粋で残酷で幼い子供の声だった。
2つ目は、第17アーク全員でのトリガーが決まった時、ナイトと話すシーンあるじゃないですか?
そこで、
「させればいいじゃん、殺し合い。そんでそれを全世界に生中継して、ここをぶっ壊す。それがこの作戦でしょ?」
みたいなセリフをね、ナイトが言うんですよ。
で、このセリフ聞いて第17のABOたちを殺し合わせるのを躊躇ってた吹っ切れたようにそうだなって同意する。
3回目でやっと気づいたんですけど、ここのノア、ちゃんとナイトのセリフの中の「全世界に生中継して、」って部分ではっと気づいたような顔するんですよ。
あ、ここでイーリスが企んでるって気づいてる!ってなった。
こういうの、1回目じゃわからない伏線って感じで最高~!!!
気づいた時テンション上がったもん。
これは全員に言えることでもあるんだけど、こういうところまでちゃんと演技作りこんでるからこそ、今回本当にどのシーンで誰見ても面白かったなと思います。
3つ目が、これは25日の昼公演での話なんですけど、イーリスがノアのことを止めるシーンあるじゃないですか。
今なら全部見なかったことにしてやるからって、言うところ、25日の昼公演のそのシーン、イーリスがセリフ噛んじゃったんですよ。
それでもイーリスはイーリスを崩さなかったし、舞台上の緊張感は緩まなかったけど、客席側の緊張感がその瞬間ちょっと緩んじゃったんですよね、あ、噛んだって思っちゃった。
でも、そのイーリスに対するノアの「あぁ、そうだよ!その通りだよ!」みたいなセリフの熱量が前日より確実に高くて、また一気に観客を物語に引きずり込むような強さがあった。
舞台っていうものの凄さを改めて感じたというか。
同じ舞台はひとつもない、全てが1回きりで、やり直しもきかない。
それを感じたというか、んんん最高だった。
あとそこからキャスト側の熱量も上がった気がしました。
感情がめちゃくちゃ乗ってるなって感じるシーンが多かったというか、まさに白服さんがみんなの感情のトリガーを引いたように思えた。
やっぱリーダーなんだよな。かっけぇよ。
次に、エレ役の野崎弁当について。
はーーーまずエレのビジュアル最高ではありませんか????
これもうずっと言ってるんですけど、白衣片手に上手から出てくる初登場シーンのシルエットが完全に峰倉かずや先生の作画だった……誰か共感して…。
ていうか終始ビジュアルが2次元だったなこの人。
綺麗な横顔、薄い体、立ち方、物の持ち方、完璧すぎましたね。これは2次元です。アニメ化して。
ところで、エレは人間らしい人だなって思います。
イーリスに割り切ることが大切だよという割に、ナイトのことずっと割り切れないままだったりするところとか。
傷を負ったまま生きる人の切なさみたいなのが野崎さんは似合うなぁって感じました。
エレで印象に残ったシーンは2つ
1つ目は、トリガーの説明?回想?の時に、ナイトが拳銃を持たされ、扉を撃とうとするところで、拳銃を握らされるシーン。
あそこから、ナイトが自分を撃ち抜いて声を出さずに叫ぶまでの一連の表情が、めっちゃ良かった。
怯えたように銃を持つ、撃てない撃てるわけないって顔をする、ナイトが自分を撃った瞬間、叫びながら崩れ落ちる。
ひとつもセリフがないのに、否定も拒絶も懇願も絶望も全てが見えた。聞こえた。
やめろ、いやだ、やめてくれ、ナイト!
最後の絶望的な叫び。
声のない叫び。しんっど。
普段の野崎さんがあまり感情が読めない表情を良くするイメージなので、余計に負の感情をこんなにもあらわにしているところがとても印象に残った。
最後に叫ぶ時の顔は、今でも目に焼き付いて離れないほどに。
2つ目は、最後死んだと思ったナイトが起き上がってきて、思わずその手を握るところ。
ノアにひどい顔だと笑われて、ひどい顔でいいと少しだけ笑うところ。
はーーー最高でしたよね。泣きましたよね。
序盤の悪夢を見たあとのひどい顔と、悪夢が終わった瞬間のひどい顔。
その対比があーーーって。(突然語彙力をなくす
絶望とか、恐怖とか、後悔とか、そんなマイナスの気持ちだけの暗くて青い、"ひどい顔"と、安堵とか、喜びとか、愛情とか、優しくて暖かい感情がつまったあの"ひどい顔"。
ぐしゃぐしゃの顔で安心したように泣いて笑って、「ひどい顔でいい」って。
CFTMの時の賢者は感情をあらわにするというよりは微笑みに感情を含ませるような、あまり人間らしくなくて、ほかの登場人物よりひとつ上の視点に居るような、何を考えているかわからない何を知っているかわからない強い存在、そういう人だったようなイメージなんですけど、対して今回のエレはトラウマを乗り越えられてなかったり、線引きをしきれなかったり、逃げようとしてしまったり、人間らしい弱さを持った人であり、観客に1番近い立場にいたキャラでもあると思います。
だから、エレの感情に共感し涙する。
その点でもエレってこの劇の中で大切な存在だったと思います。
野崎さんどんどん演技上手くなっていくなぁ〜!!
殺してもいい命たのしみだなぁ!!(行けない(DVD待ってます
そして次に、ムスタ役のぜあらる。について。
ムスタは最初、ネタキャラかと思ってたんですよ。(失礼)
もしくは、博士とは違う意味で嫌なやつ。
なぁなぁで、事なかれ主義で、責任を負いたくない、まさに組織のダメな上司みたいな感じかなぁとかさ。
いや、ぜんっぜんそんなこと無かったわ。
めっちゃ良い奴じゃん……泣いたじゃん……
エレに対しても思ったけど、こんな優しい人がこの施設で働くのってすごく辛いだろうなと思うし、こんな優しい人がこのプロジェクトに残る理由ってなんだろうって、また考えさせられる。
CFTMの博士が、罪悪感や後悔や嫉妬っていう暗い感情が多いキャラクターだったのに対して、今回のムスタはいつも笑顔で優しくて暖かくてみんなのことを思ってる。
今の社長としてのぜっちゃんに重なる部分があるなぁって感じました。
ムスタのシーンで印象に残ったところは2つ
1つめは、倒れたあとのシーン。
「投与、されちゃったよね。」
このセリフの言い方が日に日に良くなってるなって思った。
葛藤と複雑な心境。飲まない、飲めないと思っていた薬を、飲んでしまったことへの罪悪感と、ABOたちへの感謝や悼み、そういうものが見えたというか。
それでそのあと、イーリスに正義がどこにあるのか問われて、その胸を叩く。
イーリスの感想で、彼の中の正義が揺れた部分の話をしたじゃないですか。
1番初めにムスタに薬を渡した時。
あの時は、彼の中でABOを犠牲に作った薬を使うことは正義だったと思うんです。
でも、ABOと触れ合って、ABOも人間だってこと痛感して、その正義が揺らいでの、正義はどこにあるのかって言葉だったんだと思ってて、その言葉に胸を指すムスタもまた、この時のイーリスのように葛藤の中にいたのかなって思います。
本当の正しさって難しい。
そういう所も含めてしんどかった……。
2つめは、1番最後のシーン。
エレとイーリスが午後の検診に向かって、9つのメンバーカラーの前で優しく微笑むところ。
あそこめっっっちゃ良くなかったですか?!
あのシーンIs there -RAL color-って感じだった……
9色の花が周りで咲き誇っていたよ~涙
10の光が輝く時目の前には奇跡が広がっていたよ~涙
自分の意思で、自分の命を、自分のために使い始めた彼らを、
過去に捕われず、過去を乗りこえ、未来を生き始めた彼らを、
9色に囲まれて、後ろから優しく見守るムスタの微笑みが、ぜっちゃんと重なっていろんな意味で泣けたよね……
もしかしなくても浅井さんぜっちゃん大好きでしょう?ねぇ?
というかここに限らず、脚本全体に、あっ本当にめせもあ。のこと見てくれてんだな、好きになってくれてんだなって感じるシーンが沢山あって、浅井さんがますます好きになりました。
第3弾もやってほしい……。待ってます……(気が早すぎる
以上、白服さん、野崎さん、ぜっちゃんに対する感想でした!
次はあおいくん、ぷんちゃん、げるたんについて書きます!
よかったら読んでください。